時々、婚家のお墓参りに行くことがあります。そこは、町なかにあるごく普通の霊園といった場所で、特に公園のように整備されていたりというようなことはありません。霊園自体を管理している方はいらっしゃるのでしょうが、個々のお墓の管理はそれぞれのお墓の持ち主に任されているようです。なので、いつも気になるのは、お墓によって手入れのされ方が全く違うことなのです。たまに行くだけなのですが、いつ行っても綺麗に整えられて、新鮮な生花が飾られているお墓がある一方で、全く手入れされず雑草が生い茂り、いつ生けたかわからない腐った花がそのまま花瓶にさしてあったりするようなお墓もあります。私の婚家のお墓も、お盆やお彼岸などのお墓詣りシーズン以外の時期に行くと、やや荒れた状態になっていることが多く、その都度反省はするのですが、遠方のためなかなか頻繁に手入れしにはいけないのが実情です。

私は、霊の存在というものはそれほど信じておりませんので、お墓にご先祖様の魂がずっと宿っているとは思っていません。ですから、お花が枯れたからと言ってご先祖様が悲しんだり怒ったりというようなことはないと思っています。むしろ、お墓というものは残された者のためにある場所で、だからこそ、現在進行形できちんと手入れする必要があると思うのです。お墓を手入れし、綺麗な花を供えることで、今自分が生かされていることに改めて感謝の気持ちを持つ、ということが、お墓参りの意味だと思うのです。そんな大切な儀式を行う過程で、婚家の墓に向かう途中に荒れ果てたお墓をいくつか目にすると、とても複雑な気持ちになります。自分は今から自分に縁のあるお墓を手入れしに行くけれど、このお墓は荒れ果てたまま放って行かなければいけないのか…と思うと、自分の無力さを思い知らされます。私は自分さえよければいいのだろうか、とさえ思いつめてしまいます。色々事情があると思いますから、他人の墓に口出しすることではないと思うのですが、他の荒れ果てた区画を無視して自分の一族のお墓だけを綺麗にするということに、言いようのない居心地の悪さを感じてしまうのです。

このような問題はどこの霊園にも多かれ少なかれあるのではないでしょうか。今すぐこの問題を解決することは不可能だと思うのですが、枯れた花を片付けることが不可能ならば、最初から供えない方がいいのではないかと思います。そして、わざわざ供えなくてもいいように、もともと花がたくさん咲いているような美しく管理された霊園が増えたら理想的なのに…と思うのです。

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